【アナリスト談義】評価記号の入力、みんなどこに割り当ててる?

バレーボールのデータ入力(コーディング)において、避けては通れない最大の壁。それが「ラリーのスピードにタイピングが追いつかない」という問題です。

特に初心者を苦しめるのが、プレーの質を表す「評価記号(#+!-/=」の入力です。 キーボードに最初から割り当てられているコードで打とうとすると、#(Perfect)や +(Positive)、=(Error)といった記号がキーボード上に散らばっており、shiftキーを使わなければならないものあるため、ブラインドタッチで正確に叩くのは至難の業です。

だからこそ、現場で生き残っている多くのアナリストたちは、ソフトのショートカット機能を駆使して「評価記号を自分が一番打ちやすい場所にまとめる(グルーピングする)」というカスタマイズを行っています。

では、一体キーボードの「どこ」にまとめるのが正解なのでしょうか? アナリスト同士でこの話をすると十人十色の答えが返ってきますが、突き詰めていくと、大きく「4つの派閥」に分かれることがわかりました。まだまだあるとは思いますが。

皆さんは、どの派閥に当てはまりますか?とはいえ、基本的には最初に覚えたやり方をずっと続けている人が多いと思います。一度ついた「慣れ」「クセ」を変えるのは相当大変ですよね。


👑 圧倒的マジョリティ・伝統の「Fキー(F1〜F6)派」

人数で言えば、間違いなく最大派閥です。キーボード最上段のファンクションキーに評価を割り当てる、Data Volley伝統のスタイルです。

  • 思想: 「先輩からそう教わった」「昔からこれでやってきたから、今さら変えられない」
  • 特徴: 実はホームポジションからは最も遠く、打つたびに手が宙に浮いて目線が落ちやすいため、人間工学的には一番ハードな配置です。しかし、長年の血のにじむような修練によって、その距離を「気合いと筋肉メモリー」でカバーしている猛者たちの集まりでもあります。これから始める新人アナリストには少しハードルが高いかもしれません。

① スキルコードとの衝突を絶対避ける「カンマ( , )派」

右下の , / の周辺に評価をまとめるスタイルです。

  • 思想: 「アルファベットはスキル(S, R, A等)やコンビ(K1等)に使うから、評価記号は記号キーに完全に隔離したい」「ドット(.)はほぼ毎ラリー使うキー、その付近においておいたほうが効率的」
  • メリット: 頭の中で「文字=何をしたか」「記号=どうなったか」という完全な切り離しができるため、激しいラリー中でもパニックになりにくいです。Fキーよりも指の移動距離が短く、非常に理にかなったバランス型の配置と言えます。

② 右手では数字のみ、左手でそれ以外をこなす「Z派」

キーボードの左下、Z X あたりに評価をまとめるスタイルです。テンキーを使う場合、これが一番フィットしそう。

  • 思想: 「右手はテンキー(背番号)をつかって、数字とドット(.)を入力し、左手でそれ以外のほとんどを入力するので(アタックコードもWやVをつかう)、まとめておきたい」
  • メリット: 外付けテンキーを使うのは現場では現実的ではないものの、サイズの大きいPCであれば、テンキーが付いているノートPCもあります。その場合、手の移動という意味では最小限かもしれません。アクロバティックかつ効率的なスタイル。左手の器用さが求められます。

③ 圧倒的スピードとブラインドタッチの「J派」

右手のホームポジションのど真ん中、J を中心に(U I H N などへ)評価を散りばめるスタイルです。

  • 思想: 「試合中、コートから絶対に目を離したくない。1ミリも指を浮かせず最速で打ちたい」「アタックコードも左手近辺にまとめる」
  • メリット: Jキーの突起(ポッチ)を基準にするため、完全なブラインドタッチが可能。スピードにおいては最強の陣形です。

まとめ:あなたにとっての「最適解」を見つけよう

いかがでしたでしょうか。もちろんチームで使用しているアタックコードが何なのかによりますし、これが「これが絶対に正しい」というたった一つの正解はありません。テンキーの有無、PCのサイズ、分析ツール(Data VolleyなのかVolleyStationなのか)、そして何より「自分が何を優先してデータを打ちたいか」によって、最適なキーバインドは変わります。

もしあなたがこれからデータ分析を始めるなら、ぜひ一度デフォルトの設定を見直し、自分の指に一番しっくりくる「派閥」を探してみてください。

皆さんはどのキーに評価記号をまとめていますか? ぜひ、『CourtEnd』のタイムラインやSNSで、あなたのこだわりのキーバインドを教えてください!

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