バレーボールのデータ分析に興味を持ち、CourtEndへたどり着いた皆様、ようこそ!
「もっと深くチームの強みや弱みを分析したい」と思ったとき、多くの人が最初に使うのはExcelでしょう。しかし、データ量が増えたりすると、Excelでの手作業には限界が来ます。
そこで世界中のプロアナリストが使っているのが、無料の統計分析ツール「R(アール)」です。
Rとはなんぞやという方は、過去記事をご覧ください。
「プログラミングなんて無理!」と思うかもしれませんが、安心してください。Rは「データをおいしく料理するための全自動キッチン」のようなものです。一度レシピ(コード)を書いてしまえば、ボタン一つで複雑な分析が完了します。
今回は、あなたのパソコンに「キッチン」を設置し、世界標準のバレーボールデータである「.dvw(DataVolley)」ファイルを読み込んで、簡単な表を作るところまでを一緒にやってみましょう!
dvwをお持ちでないという方にはサンプルファイルを用意しているので、データバレーを触ったことないという人でも、この最後までたどり着けます。
Step 1:パソコンに「R」と「RStudio」をインストールする
Rを使うには、2つのソフトをセットで入れます。
- R(エンジン): データを計算する頭脳。
- RStudio(操作画面): 私たちが実際に操作する、使いやすいキッチン画面。
① Rのダウンロードとインストール
- CRAN(Rの公式サイト) にアクセスします。
- お使いのパソコンに合わせて「Download R for Windows」または「Download R for macOS」をクリック。
- 「base」→「Download R-4.x.x for Windows/macOS」をクリックしてダウンロードし、そのままインストール(すべて「次へ」でOK)します。
② RStudioのダウンロードとインストール
- Posit社の公式サイト にアクセスします。
- 「2: Install RStudio」の下にあるダウンロードボタンをクリックしてインストールします。
完了したら、「RStudio」のアイコンをクリックして起動してみましょう。画面が3〜4つの枠に分かれたカッコいい画面が開けば、キッチンの設置は完了です!
Step 2:バレーボール専用の「道具箱」を準備する
RStudioが開いたら、左側(または左下)にある「Console(コンソール)」というタブに注目してください。ここでRに直接お願いごとをします。
バレーボールの「.dvw」ファイルを読み込むには、Ben Raymond氏らが開発した「datavolley」という専用の道具箱(パッケージ)を使います。
Consoleの > の右側に、以下のコードをコピーして貼り付け、Enterキーを押してください。(※インターネットに繋がっている必要があります。この作業は最初の1回だけでOKです!)
# datavolleyと、データ加工の便利セット(tidyverse)をインストールする
install.packages("datavolley", repos = c("https://openvolley.r-universe.dev", "https://cloud.r-project.org"))
install.packages("tidyverse")ズラズラッと赤い文字が流れますが、エラーではなく「道具箱をダウンロードしています」という合図なので、そのまま待ちます。
