【無料配布】得点ボタンをポチポチするだけでSO率やブレイク率を算出!バレーボール簡易分析スプレッドシート・完全マニュアル

このスプレッドシートは、試合中のラリーをポチポチ記録するだけで、「ローテーションごとのサイドアウト率」や「ブレイク率」をリアルタイムに自動算出するツールです。

「分析」を特別な誰かの仕事ではなく、すべての指導者やファンが手に取れる武器にしたい。そんな思いから、このテンプレートを公開します。難しい設定は不要。まずはこのシートをコピーして、あなたのチームの、あるいは推しチームの「本当の姿」を可視化してみませんか?

まずは以下の手順に沿って、最初の1セット目を始めてみましょう!

1.Google スプレッドシートをコピーする

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1tfqXTRck064bV0z1QapXK_OKSGvyarK9BZ7jMVh5YhM/copy

上のURLをクリックして、開いたページで「コピーを作成」ボタンをクリックしてください。ご自身のアカウントにファイルがコピーされます(googleアカウントが必要です)。


2. 下準備

コピーされたファイルを開き、しばらく待つと、スプレッドシートのメニュー画面にスカウティングボタンが現れます。

このスカウティングボタンをクイックします。「得点入力ボードを開く」をクリックしてください。

⚠️ 初回のみ「承認」が必要です! 初めてボタンを押すと、Googleから警告が出ます。 「詳細」をクリック → 「〇〇(安全ではないページ)に移動」 → 「許可」 > の順に進めてください。一度許可すれば、次からはすぐ開きます。得点入力のためにGASというgoogleのプログラミング言語を使っているので、このようなメッセージが出ます。危険なものは何もないので安心して進めてください。

すると、認証が必要という画面がポップアップします。「OK」で進んでください。

左下の「詳細」をクリックして、開いた画面で、「得点入力(安全ではないページ)に移動」をクリック。

開いた画面で「すべてを選択」をして、続行をクリックしてください。

すると、画面にこのような得点を入力するリモコン的な画面が出てきます。この画面で得点の入力をします。

3.試合情報を入力

入力したい試合の情報を入力していきます。1-3は必ず入力してください。ローテーションの入力は任意です。ローテーションを入力すると、ローテーション別のサイドアウト率、ブレイクポイント率を算出できます。

デフォルトでは「チームA」、「チームB」が入力されていますが、書き換えることで各種ボタンなどの名前も自動で書き換わります。

  1. C1: 自チーム名(例:アメリカ)
  2. C2: 相手チーム名(例:ブラジル)
  3. C3: 最初のサーブ権(どちらのチーム名かを選択)
  4. G1、G2: 各チームの開始ローテーション(1, 6, 5, 4, 3, 2 の数字を入力)(任意)

4. 試合中の操作:ポチポチ叩くだけ!

デフォルトではダミーデータが入っているので、得点入力ボードの下の方にある「全データをリセット」して、得点データを消去してください。これは、今開いているシートにのみ、有効です。これを押してもほかのセットのデータはリセットされません。

  • 入力: ラリーが終わるたびに、得点した方のボタンを押すだけです。
  • 自動化: 裏側で「どちらのサーブか」「今の自チームのローテは何か」を自動判定し、記録していきます。
  • やり直し: 間違えたら「1つ戻す(Undo)」ボタンで簡単に消去できます。

5. 分析の見方:ここが「勝ち」へのヒント

入力中、画面の右側にある 「集計エリア」 に注目してください。

① サイドアウト率(SO%)とは?

相手サーブの時に得点した割合を表します。バレーボールは「サイドアウトの応酬」です。 もし両チームのサイドアウト率が100%なら、試合は永遠に終わりません。

  • サイドアウト率が高い = 相手に連続得点を許さない(大崩れしない)
  • サイドアウト率が低い = 相手のサーブに苦戦し、一気に点差を広げられる

つまり、サイドアウト率は「チームの安定感」を示すバロメーターとなります。

② ブレイク率とは?

テニスでも使われる言葉ですが、バレーボールでは「自分たちがサーブを打つラリーで、連続して得点すること」を指します。

バレーは基本的に「サーブ側が不利、レシーブ側が有利」なスポーツです。その不利な状況(サーブ側)から、相手の攻撃をブロックやレシーブで拾って切り返し、得点を奪うことを「ブレイク」と呼びます。

「サイドアウト」が負けないための守りなら、「ブレイク」は勝つための攻めです。

  • ブレイク率が高い = サーブで崩し、ブロックやレシーブからのカウンターが決まっている。
  • ブレイク率が低い = サーブ権がすぐ相手に移ってしまい、なかなか点差を広げられない。

バレーボールで逆転劇が起こる時、そこには必ず「高いブレイク率」が発生しています。

③ 試合まとめ

「集計」シートを開くと、全セットを通したトータルのスタッツが表示されます。 「試合全体で見るとS6のサイドアウトが深刻だった」といった、振り返りが可能になります。


6. 運用のアドバイス

  • セットが変わったら: 下のタブで「第2セット」のシートに切り替えてください。リモコンも自動で第2セットの記録に切り替わります。
  • 画面の配置: リモコンはドラッグで好きな場所に動かせます。グラフが見える位置に避けて使うのがコツです。
  • データのクリア: 次の試合で使うときは、メニューから「全データをリセット」を選べば、真っさらな状態に戻ります。
  • ローテーションがわからない:セッターの位置に注目してみてください。セッターがサーブを打つローテーションならS1、セッターがネット際のレフト寄りにいるなら、S4。はじめは難しいかもしれませんが、慣れたらすぐわかりるようになります。

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